昨年の確定申告年末あたりからふるさと納税に関する質問や話題をお客様のところでだされることが増えたように思います。
税理士や専門家からすれば結構前の制度だし、どうして今更こんな質問が増えるのだろう?と思ってしまいます。
でも、いろいろアンテナを張ってみると巷ではふるさと納税ブームが起きているらしいということがわかりました。
テレビでは株主優待券のみで生活する人も特集されるなど、無料生活なるものが特集されることがありますが、このふるさと納税についてももしかしら無料生活ができるかもしれないということも話題になっているようです。
「ふるさと納税ってどうやればいいの?」
という質問が確定申告時期にお客様からありました。
「今年の所得税のふるさと納税で納めたいのだけど…」
というご質問です。
「いやいや、今回の確定申告の税金は税務署にしか納められませんよ!」
と慌ててお話をさせていただきました。
お客様の誤解はふるさと納税は納税方法の一種だと思っていたようです。
名称が誤解を生むのですが、ふるさと納税というのはあくまでも自治体に対する寄付となります。
地方自治体に寄付をすると数千円の税額アップになりますが、所得税と住民税から控除を受けることができるというものです。
数千円の自己負担がありますが、自分の好きな自治体、ふるさとなどに寄付という形で納税ができるというものです。
だから税務上の手続きは寄付金控除の手続きとなります。
自己負担があるから勿体ない…というのはごもっともで、これに対していくつかの自治体はふるさと納税のお礼に地元の特産品を贈呈することにしました。
それが全国に広がり、いろいろな自治体でお礼の品がもらえるようになっています。
数千円の自己負担ですが、これは複数の自治体にしても同じです。
1万円以上の寄付が特産品の条件になっているケースが多いようなので1万円ずるいろいろな自治体にふるさと納税するとお得になるようです。
このふるさと納税の特産品のランキングや紹介をするサイトも盛況なようです。
興味のある方は是非、こちらのサイトで検討してみてはいかがでしょうか?
●ふるさとチョイス