黒字企業の割合はわずか3分の1?
平成27年の国税庁法人統計による黒字決算の割合は32.1%とのことです。
法人税の申告をしている法人のうち3分の2は赤字ということになります。
黒字決算は3分の1あるとはいえども、いわゆる資産管理法人や医療法人など赤字になりにくい法人も含まれています。
したがって、一般業種の会社の黒字決算の割合はもっと低いと想定されます。
一方で、税理士法人横浜パートナーズでおすすめしているTKCの自計化システムを利用している企業の平成27年の黒字決算割合は55.2%で5割を超えます。
つまり、他社の会計システムを利用していたり、入力から会計事務所に丸投げしているのに比べて遥かに高い確率で黒字化できていることになります。
もちろん、TKCの自計化システムが他社の会計システムに比べて業績管理や経営戦略立案の機能が充実しているのもあります。
それ以上に、TKCの自計化システムの運用を支援しているTKCの会員事務所が全力で黒字化を支援しているということもいえると思います。
月次決算とTKCシステムで黒字化を支援します
TKCによる黒字決算の支援の基本は月次決算にあります。
月次決算は黒字化の絶対条件となります。
また、TKCシステムは制度会計でいうところの通常の損益計算書ではなく、管理会計で使われる変動損益計算書を用います。
変動費と固定費にわけて管理しますので、損益分岐点を常に意識しながら経営を行うことができます。
業績検討も十分に行いますので、例えば当期末の決算の着地点の予想はどうか、今ある借入金を5年で完済するためには利益はいくら必要か?などのシミュレーションも行えます。
ローカルベンチマークを活用しよう!
ローカルベンチマーク(通称ロカベン)をご存じでしょうか?
ロカベンとは経済産業省から公表されたもので、企業の経営状態の把握、いわゆる健康診断を行うツールです。
具体的には定量分析「財務情報」として6つの指標、定性分析「非財務情報」として4つ視点に関する各データから、企業の経営状態をつかむことで変化に早めに気づくことができるのです。
【財務情報(6つの視点)】
- (売上持続性)売上増加率
- (収益性)営業利益率
- (生産性)労働生産性
- (健全性)EBITDA有利子負債倍率
- (効率性)営業運転資本回転期間
- (安全性)自己資本比率
【非財務情報(4つの着目)】
- 経営者への着目
- 事業への着目
- 関係者への着目
- 内部管理体制への着目
TKCシステムではこのうち財務情報についてはワンクリックで知ることができます。
是非、TKCシステムによるロカベンを活用して黒字決算を実現しましょう。