会計の基本は「売った、買った、儲かった、使った、残った」の5つキーワードで覚える

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会計は難しい?簡単?

私たちは、会計の基本として「売った、買った、儲かった、使った、残った」の5つで紹介しています。

私が考えたわけではなく、これはTKCのテキストなどによくでてくる考え方です。

会計って難しい、、と思い込んでいるお客様に対して、この5つのキーワードで押さえれば簡単ですよ、とお伝えしています。

P/L=損益計算書という言葉は知っている人が多いと思います。

この損益計算書を順番にこの5つのキーワードでなぞっていくことになります。

第一段階 (売った-買った)=(儲かった)

いわゆる粗利の計算はこの算式で行います。

商品を買ってきて、それを売る。買ってきた買値以上で売れれば儲けがでる。

簡単な論理で、商売の基本ですよね。

これを少し会計用語っぽくいうと、

①売った(売上高)-②買った(変動費)=③儲かった(限界利益)

となります。

第二段階 (儲かった-使った)=(残った)

会社経営では様々な必要経費がでてきます。

交通費、家賃、人件費など。

これらの用語は専門用語というよりも一般用語になっていますので、理解はできると思います。

必要経費というのは、儲けのうちから「使った」お金です。

儲けの範囲内で必要経費を使えば黒字になるし、儲け以上に使ってしまうと赤字になります。

つまり、

③儲かった(限界利益)-④使った(固定費)=⑤残った(経常利益)

となります。

月次決算でリアルタイムに会社の業績を判断するには、この「売った、買った、儲かった、使った、残った(使い過ぎた?)」の5つのポイントを定期的に、少なくとも毎月一度は把握するということになります。