お盆になると家族で集るご家庭も多いのではないでしょうか?
なかなか最近はいわゆる「田舎」というものがなくなってきてはいるのかもしれませんが、やはりお盆の時期に、家族が集まって先祖をお迎えするという慣習は日本人という実感を強く意識する日でもあります。
今年はオリンピックの日程とも重なって、家族で集って食事をしてお酒を飲みながらオリンピックを観戦するというのもあるのかもしれませんね。
さて、そんなお盆の時期、普段はなかなか話ができない家族の将来のこと、両親の老後の話や財産の承継のことなどを話してみてはいかがでしょうか?
と、毎年のようにご案内していますが、家族というのは毎年同じ顔触れだったとしても、微妙に去年の今とは違うというのが私が実感しているところです。
親は1年1年と年老いていきます。
毎日会っていると確かに変化に気づきにくいかもしれませんが、確実に時間は進んでいるのです。
ふと台所で食事を作っている母親の背中が去年よりも少しだけ小さく感じる…
気づかないふり、いざとなった時に考えればいいのでは手遅れになるかもしれません。
みんなが元気で余裕があるときだからこそ、話し合いができるのです。
いつも今年が最後かもしれない…そう思って準備をしておいたほうがいいと思います。
時間がゆっくりと進む夏休み、みんなで集るお盆の時期、将来のことを少しだけ話題にだしてみてください。