不動産の有効活用と資産形成

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資産活用の3要素

資産運用の3つの要素はよく知られているように次の3つです。

  1. 収益性
  2. 安全性 
  3. 流動性(換金可能性) 

この3つが、資産運用を考えるうえで重視すべきポイントとなります。

不動産における資産の3要素

不動産の場合にはどうなるか?

収益性

不動産の収益は、日々の家賃収入であるインカムゲインと値上がり益のキャピタルゲインからなります。

家賃収入については、安定した定期収入が得られるという点でインカムゲインについてはある程度は予測可能です。

安全性

信用取引ではなく実物取引である点では安全性がある程度確保されている資産です。

ただし、過度の値上がり益を期待するような取引は逆に不確実性が高く、リスクが高くなるケースもあります。

流動性

不動産のもっとも特徴的な弱点であるといえます。

不動産を所有していても、まとまった金額が必要になった場合に換金するのに苦労することになります。

また、不動産でも更地でもっているよりも、建物が建っている土地の方が換金性が低いといえます。

資産の所有を考えるにあたっては、ポートフォリオを検討して保有資産のバランスをとる必要性があります。

この流動性が低いというリスクを上回る利回り(収益性)が期待できなければ投資する意味がないといえそうです。