不動産投資の採算性の判断

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

不動産投資や有効活用といった不動産経営において、採算性や運用利回りの判断が非常に重要になります。

この採算性の判断は事業収支計画によります。

採算性は投下資本、収益と費用のバランスにより決定されます。

具体的には、ハウスメーカーなどが作成してくれることになると思います。

このハウスメーカなどが持ち込んだ資料をどのように判断するか…が極めて重要です。

営業マンの話を鵜呑みにするのではなく、

疑いをもって最悪のシナリオを念頭において判断しましょう。

ときには、税理士などの専門家の意見を聞いてみることも大切です。

セカンドオピニオンも時には必要です。

判断に迷ったらとりあえず止めときましょうか…

迷っているということは納得のいかない部分もあるということですから(〃∇〃)。

収支計算と所得計算

採算性の判断には収支計算を用います。

税金の計算などにつかう所得計算とは異なることに注意が必要です。

企業会計や税金の所得計算は発生主義で行いますが、収支計算は現金主義で行います。

収支計算はキャッシュフローともいいます。

勘定あって銭足らずっていう言葉があります。

所得が「+」でも、収支が「-」になって黒字倒産ということもありえます。

アパート経営では中小企業の経営と同じように、所得(損益)よりも収支(キャッシュフロー)が重要です。